複雑な気持
2007年 03月 26日
私が通ったラグナビーチにある美大はとても小さくアットホームな学校です。フレッドとの出会いもこの学校でした。 アートを通じて出会った友達とはきっと”一生の付き合い”になるような深い絆で結ばれていると思います。 卒業後も仲の良い女友達4人で、いつか立派な絵描きになるという夢を追って、週一回一緒にペイントをしたり、お互いの絵を批評し合ったりしてきました。 それも妊娠して以来すっかりご無沙汰になっており、たまに電話ではお話しするもののなかなか彼女達に会う事はありませんでした。 私は初めての妊娠、出産と子育てに必死で、カタズケてもカタズケても散らかる家の掃除と、永遠に続く皿洗いと洗濯と格闘してきました。出産する以前は夫とパートナーとして仕事をしていたため、家事は半分半分とアメリカンだったのですが、今は仕事を彼一人に任せているため、当然家事は私の分担なのです。(主婦の皆様、新たな尊敬です) とりあえず生活の変化に対応するので精一杯の2年間だったと思います。(元々家事はあまり得意ではないのです)
夕べはこの女友達のグループの一人がバルボアアイランドにギャラリーを開いたので、オープニングに招待されて行って参りました。 初めのショウはもちろん私をのぞいた3人の友達です。 ”ナオも新しい作品がそろい次第出品してあげるわね”と優しい言葉をかけてくれるリサ(オーナー)。 家庭を持っているのは私だけで、私よりも若い彼女達は絵を優先にした生活をしているわけです。 自分で選択した事ながら、家事、子育て&キャリアの両立ができない不器用な自分に自己嫌悪してしまった瞬間でした。 夕べのこの3人はとっても輝いていて、とっても素敵でした。 心から ” I am really really proud of you guys!" 他の懐かしい級友たちには、セリーナを片手にだっこしながら、これが私の最新作よ!と紹介しました。 まだまだ手がかかる 年なので、私がアートに没頭できる日が来るのはしばらくお預けですが、セリーナと一緒に美術館に行ったり、オープニングに連れて行って、刺激されたいと思います。 彼女にもいい勉強になる事でしょう^^
by lotusmama
| 2007-03-26 12:31